JOHNENの都市伝説

今から約30年前、東京都足立区の小学校の校門前に、白いハンカチを手に日本舞踊を踊る着物姿の老婆が出没した。
児童達に『ハッスルばあちゃん』と呼ばれた彼女は、その後も十数年前まで都内各所に出没したという。
実はこの老婆、阿部定と瓜二つで行方不明の定本人ではないかと噂がおきた・・・。
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昭和11年5月18日、料理屋の女中だった31歳の定が、東京・尾久の旅館で愛人を殺害。
切断した男根を手に逃亡し、3日後に逮捕される、いわゆる阿部定事件で、阿部定の名に世間が震撼した。
この事件は『紅燈街の猟奇殺人』として報道された。直前に起きた二・ニ六事件への関心をそらすべく、軍部が報道を黙認し、報道合戦は異常な白熱ぶりをみせた。
殺人事件で起訴された定は懲役6年の実刑を受け、恩赦により昭和16年に出所する。
その後、偽名を用いて内縁の夫と生活していたが、彼女の素性を知る人物に暴露され破局。
その後は仲居、愛人、おにぎり屋の女将と流浪の日々を送った。
しかし、猟奇殺人事件はなかなか風化せず、定は世間の好奇の目にさらされ続けた。
そして、昭和46年、66歳の時に「ショセン私は駄目な女です」との書き置きを残し、働いていた千葉のホテルから姿をけしてしまった。
失踪後、『琵琶湖のほとりで老衰死』『滋賀の尼寺に隠匿』『熱海の老人ホームに入居』など多くの目撃情報がでたものの、いずれも噂の域をでなかった。
その後も、彼女の消息は謎のままである。
生きていれば105歳。
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定を題材にした小説や映画も数多く生み出された。
平成20年に公開された『JOHNEN 定の愛』では定を演じた杉本彩に何者かの霊がとりつき、撮影が中断するハプニングが起きたという。
果たしてそれは定の霊だったのか?
彼女の都市伝説は今日も生まれている。

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