63年目の謎

今から63年前の1947年7月2日、アメリカ合衆国ニューメキシコ州の南東部の田舎町ロズウェル郊外のフォスター牧場で奇妙な出来事が発生した。
その日、牧場の管理人マック・ブレイゼルは、幅100m、長さ1.2kmほどにわたって散らばる大量の金属片を発見した。中には直径1.2mに及ぶ円盤状のものもあったという。
これが、世に言う『ロズウェル事件』の始まりでした。
ブレイゼルが7日に保安官に知らせ、ロズウェル空軍基地に連絡すると、空軍情報局のマーセル少佐らは、散乱していた物体を回収し、その日のうちにテキサス州フォートワースのカーズウェル基地へと輸送した。
翌8日の地元紙への公式発表としてロズウェル基地の広報官ウォルター・G・ハウト中尉は「ロズウェル近郊に降下した空飛ぶ円盤を確保した」と発言した。
このニュースは全国紙はもちろんAP通信により世界中に配信された。
ところが、その夜、空軍司令官ロジャー・M・レイミー准将が、「墜落したのは空飛ぶ円盤ではなくてただの気象観測用の気球で、先の報道は誤報だった。」と発表し、残骸の一部を公開した。
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しかし、それから30年後、一連の軍の対応に疑問を抱き、事件を追い続けていたUFO研究家のスタントン・T・フリードマンは1978年1月、残骸回収にあたったマーセル元少佐のインタビューに成功。
その中で彼は「あれは地球の物ではなかった。記者会見で見せたものは回収した物体ではなかった。」と語った。
そして、この発言を皮切りに、当時の軍関係者や関わった民間人が事件について次々に証言し始めた。
そうして、第一発見者ブレイゼルに対する一週間以上の拘束による口止め工作や、ブレイゼルに直接取材をしていたラジオ局への放送中止の圧力、数々の隠ぺい工作も発覚していく。
そして、落下物の本体からは搭乗員と思われる謎の生命体まで発見されたという証言も飛び出した。

その後MJ12文書の登場により、アメリカ国防省は1994年に、ロズウェル事件に関する新たな声明を発表した。
「ロズウェルで墜落した物体は旧ソ連の核ミサイル発射基地偵察の機密プロジェクト『プロジェクト・モーグル』に使用された軍事用の気球で、生命体の遺骸と言われているものは、パラシュート降下による人体への影響を調べる為の実験に使用されたマネキンである。」
この声明はUFO墜落説を否定するものではあるが、当時の発表や残骸が偽物だったと認める声明でもあった。

その後、墜落した気球の写真や本物の残骸の公開もなく、そのうえ、1945年から1949年までのロズウェル基地の重要軍事書類が処分されている事実まで明らかになった事で、様々な憶測が飛び交った。

未だに謎に包まれた『ロズウェル事件』真相が明らかになる日は来るのだろうか・・・
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