冬の怪死事件

今から22年前の1989年(平成元年)2月24日、福島県の現・田村市都路町岩井沢の会社員・Kさん(25)が自宅を出たまま、行方がわからなくなってしまった。家を出たのは午後10時ごろだという。
家族からは捜索願が出ていた。

そして、同月28日になり彼は思いもよらない場所で発見される。

28日午後6時20分ごろ、都路村古町~の教員住宅、古道小教諭、Aさん(23)が、住まいとしている教員住宅に帰宅し、トイレに入って何気なく中を覗くと靴のようなものが見える。
驚いて外の汲み取り口へ周ると蓋が開いていて、確認すると人間の足があった。
Aさんはただちに教頭先生ほか同僚の教員を呼び、警察へ通報する。
駆け付けた三春署員と村の消防団員は、便槽から引っ張りだそうとするも
狭くて出せず、周りを掘り起こしてどうにか取り出すことができた。
便槽の中の人物はすでに死亡しており、遺体は真冬なのに上半身裸で、
着ていた上着を胸に抱えて膝を折り顔をやや左に傾けた形で固まっていた。

遺体はその場でホースの水で洗われ、さらに運ばれた消防団の詰所で洗われ医師による検案が行われた。
死因は「凍え兼胸部循環障害」と判定。狭い場所で圧迫され凍死してしまったとの見解である。
ヒジ、ヒザにすり傷がある程度で目立った外傷も無かった。

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で、この遺体が行方不明になっていた会社員Kさんだった。

地元紙では『死体の硬直状態から26日ごろ誤って転落死したのではないかと見ている。』という記事になっていた。
これが、警察発表そのままだとすると、『?』が浮かんでくる。
汲み取り口の直径はわずかに36cm、ありえないとまでは言わないが、遺体は図のような状態で発見さらたのです。
一目でわかるように、これは『頭からもぐり込んだ』形で、しかもジャンパーやトレーナー・下着を抱え込むようにしていた。
酔っ払っていたとしても、まともな人間が『ついうっかり』、福島の寒い2月に『着ているものを脱いで』、直径わずか36cmのくさい汲み取り口に『もぐりこむ』なんて事がありえるだろうか・・・

後の警察ではKさんが覗き目的で便槽内に侵入し、狭さで出れなくなって凍死したものと判断したらしい。

事故死として警察に処理されたこの事件だが、村内では疑問を呈する声が囁かれている。。
死亡したSさんは村に両親と祖母の4人暮らし。スポーツと音楽が好きな好青年。
高校時代は仲間とバンドを組んでギターを弾き、自ら作詞もして、自作の詩を書いたノートを何冊も残している。隣町の原発保守を行う会社で営業主任を勤めていた。
村では青年会のレクリエーション担当部長として中心的存在。
明るく人望もあり、結婚式では司会をよく頼まれ、村の村長選挙では応援演説を頼まれるほどの存在だったからだ。
そんなSさんが覗きをするために便槽に忍び込むとは考えられない、彼を知る誰もがそう話していたという。


まったくだらけの事件である。
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Kさんの父親は警察発表にいきどうりを抱き、息子の遺体を引っ張り出すために壊した実際の便漕を拾ってきて復元し、自宅の庭に置いているという。
訪れる人に「こんな細い管の中に人間がもぐり込めるか考えてくれ」と訴えているのかも知れません。

殺人って可能性ももちろん考えられた。

1、Kさんが村長選挙で応援していたW派の選挙違反を告発しようとしていたため、陣営の人間に殺されたという噂もあったという。
2、発見者のAさんがイタズラ電話で悩まされていた時に、Kさんに相談して、イタズラ電話の相手も突き止めていて、相手に逆キレされて殺されたという説もある。

計画的犯行であろうと、偶発的な事故であろうと、自分で入ることも難しい場所に遺体を図のように押し込むことができるだろうか・・・
便器側からロープで引っ張りながら、汲み取り穴から棒などを使い押してやれば、可能性はあるかも知れない。
しかし、他人の家で時間のかかる複雑な作業をする必要はあるのだろうか・・・

もう一点、Kさんの靴は遺体の頭部のい辺りに片方、もう片方は自宅の近くの土手から発見されている。


22年たっても、謎ばかりが残っている

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この記事へのコメント

2014年12月06日 17:08
いきどうり
ばかかよ
2014年12月06日 17:09
いきどうり

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