お前はもう、死んでいる???

事の発端はアイオア州ドレーク大学。1969年9月17日付けの学生新聞『ドレーク・タイムズ・デルフィック』紙。
ここに掲載された記事でした。『ザ・ビートルズのポール・マッカートニーは、実は死んでいる』
この小さな記事がアメリカ全土に飛び火し、翌月にはテレビ・新聞など大手マスコミが取り上げ、全米はもちろん世界中に広まった。
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記事の内容は『66年11月9日にポールはレコーディングを終えて愛車で帰宅途中、交通事故を起こして死んだ。残されたジョン、ジョージ、リンゴは協議の結果、この事実を隠す事にし、ポールのそっくりさんコンテストで優勝したウイリアム・キャンベルという男に整形手術を施し、彼を影武者としてメンバーに迎えた。仲間の死を隠す一方で、彼の死を示唆するメッセージをアルバムジャケットや楽曲の中に多く残した。』
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例えば、アルバム『アビイ・ロード』
ジャケット写真の4人の行進は葬列を意味し、ジョンは牧師、リンゴは葬儀屋、ポールは死者、ジョージは墓堀人。
死者のポールは目を閉じ、皆とは逆の足を踏み出し、イタリアの埋葬法に従い裸足でいる。
左利きのポールが右手で煙草を持っているのは影武者だから。
後ろに駐車してある白いビートルのナンバー『28IF』は「もし生きてたら28歳」という意味。
収録曲『Come together』では「1+1+1=3」と1人少なく唄われている。
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『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
ジャケットでポールの頭上にかざされた手は、埋葬された者への神の祝福のサイン。
花で描かれた『BEATLES』は墓を意味する。
黄色い花で形作られたギターはポールと同じ左きき用の向き。
中央のバスドラに書かれた文字の内、『LONELY HEARTS』だけフォントが違うが、この文字の上に水平に鏡を置くと、『I ONE IX HE◇DIE』というメッセージになり『I ONE IX』は『119』つまりポールが死んだ11月9日を表し、『◇』を矢印とみると上はポール、下は墓を指している。
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裏ジャケットではポールだけがカメラに背を向けている。

『マジカル・ミステリー・ツアー』
収録曲『Strawberry Fields Forever』の終盤には「I buried Paul」(私はポールを埋葬した)というジョンの声が聞こえ、『I Am The Walrus』に「Oh,un timely death!」(こんなに早く死のうとは!)と不気味な声が入っている。

他にも『Glass Onion』では「ウォルラスはポール」と唄われている。ウォルラス(セイウチ)はギリシャ語で死体を意味する。
『I'm So Tired』の最後のつぶやきを逆回転させると「Paul is dead」と聞こえ、その直後に「miss him」と3度繰り返す。
などなど・・・・・

死亡説が全米中を駆け抜ける中、ポールはいっさい公の場に姿を見せなかった。その為、ついにテレビの特別番組まで制作された。
その後、10月22日になってようやく「僕は元気に生きてるよ」と言うポールの談話を発表。
死亡説は急速に沈静化していった。

ところで、最近ではこのときの騒動はポール本人によるやらせだったという見方がされている。
アルバム『アビイ・ロード』の発売日前後に宣伝の一環として死亡説を流したという説。
実際に、『アビイ・ロード』は爆発的に売れ、過去の作品も売り上げを伸ばした。

ポール自身、世間を煙に巻く手の込んだイタズラが大好きで、「パーシー・スリリントン」という男になりきり、自身のアルバム『ラム』をアレンジしてカバーアルバムを出したり、「ザ・ファイアーマン」という覆面プロジェクトを遂行したこともある。

93年にはライブアルバム『ポール・イズ・ライブ』のジャケットで『アビイ・ロード』と同じ横断歩道でほとんど同じアングル。ビートルのナンバーは『51IS』(私は51歳)になっていた。
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