暗闇を生むラッパ

1974年4月5日未明、エジプトの首都カイロとその周辺地域で突然、大停電が発生した。
当局は『原因不明』と発表したが、一部の民衆の間で「ファラオの呪いだ!」と騒ぎ立てられた。
「停電はあのラッパを鳴らしたせいだ。他に考えられない」
あのラッパとは、ツタンカーメンの王墓から発見された副葬品の一つ。
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停電が起きた日、考古学関係者がこのラッパを掃除し、試みに音を鳴らした。これが少年王の魂を刺激し、街を暗闇に変えてしまったというのだ。
もちろん、良識のある多くの人は笑い飛ばした。
エジプトは先進国に比べて電力供給が不安定で、外国人観光客が押し寄せて電力消費が急増する時期は、特に停電が起こりやすい。たまたまラッパの手入れとそれが重なっただけだ・・・
とはいえ、この大停電からちょうど20年前、1954年の同月同日にもラッパのメンテナンスが行われ、原因不明の大停電がカイロを襲っていたのである。
しかもこの4月5日はツタンカーメンの呪いの『被害者第一号』として知られているカーナボン卿の命日。その死の瞬間、ごく短い時間だが、やはりカイロ市街が一斉に停電したという。
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3度にわたる同月同日の怪現象。
単なる偶然で片付けていいものだろうか?

アラビア文学では、古代エジプトに『魔法のランプ』があり、神官が太陽のように自分の顔を輝かせる技術を持っていたという。
また、デンデラという場所の神殿では電球のようなモノが描かれたレリーフが見つかっている。ウィーンの電気技師ヴァルター・ガルンは「電気の基礎知識がなければ書けない図だ」と驚いた。レリーフの絵を忠実に再現した模型を作ったところ、それは見事に光を放ったという。
そんなテクノロジーを操った古代エジプト人の頂点に立っていたファラオにとって電力供給を止める事など造作もない事かもしれない・・・
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